心の在り方 R&D

物も情報も不自由なく取得できる時代なのに、心は晴れずなかなか幸せになれない。心穏やかに少しでも心豊かに生きていけるようにしたい。

冬の時代を乗り越える

直近の5年くらいは、自分自身は冬の時代だったと思う。組織でそれほど成果を挙げられなかったり、人間関係がうまくいかなかったり、充実感よりも悔いが残ることのほうが多い。そんな悪循環のさなか、笑うことも少なくなった。

 

落ち込むことも多いけれど、ふと視点を変えて世界を広げると、今活躍している人達も最初からうまくいっていたのではなく、不遇の時期や冬の時代を経験していることがわかる。例えば、現在ノマドワークを実践し華々しくご活躍されている安藤美冬さんも、就職活動で苦労したり、会社時代に休職歴があったり、独立後の初期期間はなかなかうまくいかなかったりと、順風満帆でなかったと語られている[1,2]。それでもあきらめずに、努力を積み重ねられてきたから今の安藤美冬さんを作り出しできたのであろう。

 

また、人だけでなく会社にしても同様でもある。好業績であり、社会的地位も高く、学生の志望就職先で上位に上がる商社にしても、「商社冬の時代」を乗り越え、投資事業へと業務内容を変遷しながら、今の繁栄を築きあげてきた[3]。過去の栄光にとらわれずに未来を見据えて方針を変えて、新しい仕事に全うしていったと類推される。

 

これらのことを踏まえても、私だけが不運で辛い状況が起こっているのではなく、誰しも訪れるであろう冬の時代にさしかかっているだけでもある。今の状況に嘆いているのではなく、未来では飛躍できるよう今こそできる基盤固めや学びを蓄積しておこう。栄枯盛衰。今後必ず明るい時代が来ると信じて、知恵をしぼり努力を積み重ねよう。

 

 

参考文献

[1] http://ja.wikipedia.org/wiki/安藤美冬

[2]https://www.youtube.com/watch?v=dUn0UnezayU

[3] http://ja.wikipedia.org/wiki/商社

 

[2]の「冒険に出よう未熟でも未完成でも"今の自分"で突き進む/安藤美冬」の動画はオススメです。