メンタルを適切に処方する
風邪をひいたときには風邪薬、熱が出たときには解熱剤と、病気の場合はその症状に応じて適切な薬を処方する。メンタルだって考え方は同様のはず。過去の苦き経験を思い出すときには、その経験があって良かったと思えるようなポジティブな理由を回想すると少しは気が紛れる。挫折を味わったときには、一流の方の本を読んだりすると、そんな人でも大きな挫折を経験しており、自分だけではないと思えたりする。その時々の落ち込み方に合わせて、メンタルの処方の仕方を変えることで、後ろ向きな感情に支配される時間が短くなるのだ。メンタルも医療のように捉えると、見方が変わる。