心の在り方 R&D

物も情報も不自由なく取得できる時代なのに、心は晴れずなかなか幸せになれない。心穏やかに少しでも心豊かに生きていけるようにしたい。

目的意識で人生は変わる

スーパーのレジでお会計をしているとき、バイトの方があまりにもやる気がなかった。接客はたるそうだしお箸は何膳いりますか?って2回も聞くし・・。スーパーのレジもルーティンワークとしてとらえたらつまらないだろうけれど、マーケットリサーチとして仕事をすれば楽しいだろうなと想像し、その方はもったいないことを思った。というのも、客層がどれくらいの年齢が多いか、時間ごとで性別の割合は変わるのか、平均単価はどれくらいか、新製品が出たらその影響はどうなのか、お買い得の目玉商品として広告に乗せた製品の売れ行きはどうであるか・・・などなどなど、考えたらたくさんの情報を知れる大きなチャンスであるからだ。それらを一切考えずに、ただただ作業としてこなすのはなんて損失をしているのだろうと他人ながらに感じた。

 

そして、ふと、思う。自分もよく似たことをしているのではないか、と。己を省みると、飽きたとか、向いていないとか言いながら、目の前のことを疎かにしている自分が浮かぶ。自分は面白くないと思っている日々の活動や仕事も、他人から見たら凄くうらやましい環境であり、大きなチャンスを見逃しているのかもしれない。

 

では、どうすればいいのか。

やはり、今の仕事に目的意識を植え付けることが一番ではないかと思う。先のレジの子にしても、「マーケットリサーチ」という「目的意識」を持つことで仕事の充実度が劇的に変わるはずだ。同様に、自分の目の前のタスクにおいても、何かしらの目的意識をつけたい。できれば、自分の関心の高いことや夢と結びつけるような目的意識を。

嫌なことにこそ、クリエイティブな企画を」でブログにアウトプットして頭ではわかってきたような気がしていたけど、全然行動に落としきれていなかった。それでは意味がない。実際の日々のタスクに目的意識をつけて、それを楽しくしなければ、アイデアだけでは価値が小さ過ぎる。

 

目的意識を持つ。そして、仕事を楽しくする。それでもって、成果を挙げる。これをくくり返せば人生は変わるはずだ。