成長の手応え
仕事をしていて、ふとした瞬間に成長の手応えを感じるときがある。
入社間もないころは、電話の1つ取るにしてもドキドキであり、仕事の重みを感じていたものだが、何年かのときを経ると、まるで味噌汁をすするくらい自然と応対できるようになっている。1年半くらいはマルチタスクにも慣れなかったが、ようやくそれが普通となり7つくらいの案件が頭の中で同時に描けるようになった。当時は目の前のことで必死であったが、いつの間にやら力がついており、前には想像できなかった仕事の仕方ができていることに気付く。嫌だなー、しんどいなーー、と思いながらも会社に足を運んでいたときも多かったが、そうした1日の積み重ねが着実に実力を高めてくれていたことに気付かせてくれる。
社会に出てから5年も経っていない今でさえ、見える景色が幾分変わって、仕事の範囲がだいぶ広がって、仕事の辛さも達成感も噛みしめられるようになってきた。40年くらい働くとして、20年後には、30年後には、いったいどれほど違ったやり方で仕事ができるようになり、社会の本質が見えるようになっているのだろうか。未来の私に期待したくなる。
仕事は楽しいことばかりではないし、胸が締め付けられるような苦しさもよく味わうけれども、その分これまでに無い角度で成長しているのも間違いない。仕事はそこそこハードなことは致し方なしとして、せっかくなので、更に成長してバリバリ働く自分の姿を思い浮かべながら、明日もお仕事頑張りますかーーー!イエーイ!