心の在り方 R&D

物も情報も不自由なく取得できる時代なのに、心は晴れずなかなか幸せになれない。心穏やかに少しでも心豊かに生きていけるようにしたい。

人生を変える転機は突然やってくる

今日読んでいた、ある大学教授のブログやあるプロ野球選手が書いた本から、人生を変えるような転機は突然やってくるのだなと考えさせられた。分野は違えどその道で一流の成果を挙げられている方々でも、偶然出会ったある人物との会話がターニングポイントになったり、何気なく見た光景が強烈なモチベーションをもたらした。共通しているのは、最初から想定しているような事ではなく、1つのきっかけにより夢にも思っていなかった光の道が見えて、後から振り返っても紛れもなく転機だったといえるような出来事が急に起きたということ。

そういったある種のセレンディピティのような出来事を一見羨ましくも思えるが、だからといって彼らが特別というわけでもなく誰しも平等にそのような機会が定期的に訪れているような気もする。

ものすごくしょぼい例であるが、自分の恋愛関連で転機になりかけた事例も突然現れた。偶然のきっかけで出会った女性であったが、大切にしている核なる考え方が一緒のうえ趣味とかも一致し(そのうえ顔もタイプだった)、会った初日に終電を過ぎても語り明かした。初めて会った人に対して将来自分はこの人と結婚することになるんじゃないかという予感すら持った。そのときはこれが運命的な出会いというやつではないかとも本気で思った。だが、結婚どころか付き合うことすらなかった。結局のところ自分に魅力が足りず、その女性を惹きつけらなかったのだろう。

もともと出会う前はその会に行くのも億劫であったくらいそのような期待もなかったが、思いもしなかった意気投合により、上手くいっていれば人生を変えていたという突然の出会いは、上記の一流の方の転機となったストーリーの要素に重なる部分が多い。たらればのお話ではなく、人生を変える現実の転機になるには、本人の実力や優れた人間性も持ち合わせておかなければならないと身を持って学んだ。

教訓として纏めると、、
人生の転機になるような突然の機会は誰しも時々はやってくるのであろう。でも、自分に実力がないとそのチャンスをものにすることは出来ない。だからこそ、いつくるか分からないくるべき機会のときに備えて、常日頃から己を磨き続けなければならない。そうしてその時が来たら経験値を活かして全身全霊で勝ち取りにいく。そうすることで、後からあれは人生の転機だったと振り返られるのだろう。今できることは、未来の機会を信じて、地道に努力するのみだ。