心の在り方 R&D

物も情報も不自由なく取得できる時代なのに、心は晴れずなかなか幸せになれない。心穏やかに少しでも心豊かに生きていけるようにしたい。

過信が人生のレベルを上げる

自分に自信がみなぎっているときには、バイアスがかかって自信を裏付ける情報が入りやすい。例えば、仕事でちょっと良い役割を果たせたときでも自分だからできたと誇らしく思える。逆に上手くいかなくても、今回は難題過ぎたからうまくいかなかったけれども良い経験ができたから次こそはと思えたりする。

一方、自信が失ってしまっているときには、上手くいかないとやっぱり自分はダメだと落ち込んで、順調にいっても今回はなんとかなったけど次はどうなることやらと不安に思ったりする。
 
1つの出来事に対して、結果はどうであれ、自分の気持ち次第で良い方にも悪い方にもとらえられる。この根幹となるのは脳であり心だ。メンタル状態によって日々のインプットもアウトプットも大きく変わる。
そのメンタルを安定させ気持ちを支えてくれるものの1つが自信である。自分を信じることができるときは、逆境でも未来の明かりを目指して前進できるし、順境なら更なる飛躍が期待できる。でも、いつも自信を持つことも簡単ではない。そこで必要になるのが過信といえる。
 
自分はデキる、優秀だ、エースだと、脳内で思い続ける。何度も何度も繰り返していると、実際はどうであれ、徐々に脳がそのようであると錯覚し出す。仕事が上手くいかなかった日も、やればできるような簡単な作業をしながら、小さな達成感を味わいながら自分は優れていると思い返すようにする。苦しいときもそのようにしながら自己肯定感を養い、正のスパイラルのときはイケイケ感を謳歌すればよい。
人生には山あり谷ありで、何もかもが良いようにはいかないけれど、下図のように自分を過信し続けることでほんの少し人生のレベルが上がると思う。

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過信を口に出したりするのではなく全て心の中で発信し、決して誰にも迷惑をかけることなく過信を育てていく。劇的に人生を好転させるような魔法ではないけれど、地道に重ねることで確固たるものとなる。そしていつかはその過信が自信に転換するはず。過剰な位でいいから自分を褒めちぎってあげて、まずは過信していこう。