心の在り方 R&D

物も情報も不自由なく取得できる時代なのに、心は晴れずなかなか幸せになれない。心穏やかに少しでも心豊かに生きていけるようにしたい。

ご飯を食べるかのように、定期的に刺激を取り入れる

よっぽど強く思えるようなことでないと、「初心忘るべからず」とか難しすぎて、段々と楽な道を選びがちとなり、目標が霞んできてしまう。何が何でも成し遂げるという思いがいつも湧き上がってくればいいが、そういうわけもなく、目指す目標はあってもなかなか辿り着けない。

人が生きていくためにご飯を食べるように、高い意識で行動を起こし続けるには定期的に刺激を得ることが大切なのではないかと思う。そしてそれはやっぱり、「人」であったり「本」などの情報であったりするのであろう。バリバリ仕事をしている仲間と一緒にご飯でも食べたりすると、自分ももっと頑張ろうという気になったりするし、どうすれば高い生産性を出せるか議論しアイデアが浮かぶこともあるだろう。本も同様で、文字を媒介として人と、しかも一流の人と、向き合うことができ、自分と対話をしては己の未熟さを痛いほど感じてしまい、また上を向くきっかけにもなる。反対に人生の目標を見失ったような人達と飲んだりしていてはそちらの世界に引きずり込まれてしまう。関わる人や情報が鏡となり、自分自身のパーソナリティを形成していくのだ。

 

刺激を受けて前を向くことは、心が回復することをも意味する。

 

心が健全な状態では、普段は他人にぶつけがちな怒りのエネルギーも高みを目指す推進力となる。心が穏やかな時には、しょうむないことに使っている自分のリソースを有効なことに使えるよう配置転換することができる。などなど、心の持ちようが変われば人生が変わる。

前向きな人生を歩むためには、意図的に良い刺激を取り入れることが大切なようだ。お互いを高めあえるような人との接触率をあげて、その逆の人とは極力会わない。尊敬できる人のブログやTwitterの発信を積極的に追うことで、一流のビジネスパーソンともちょっとだけ身近に感じられるようにする。そのような環境に身をおくことで、向上心という刺激を自分に与え続ける。理想と現実は違うかもしれないけど、今より少しでも充実するように、できることは全部する。良い人生を送りたい。