心の在り方 R&D

物も情報も不自由なく取得できる時代なのに、心は晴れずなかなか幸せになれない。心穏やかに少しでも心豊かに生きていけるようにしたい。

日々の生活からいかに多くの幸せを享受するか ~3つの秘訣~

他人の芝が青く見えたり、勝手に比較して一喜一憂したりと、極論他人の人生なぞどうでもいいのに関わらず、自分を卑下して心をすり減らしてしまうことはよくある。自分だけではなく、多くの人もこのような思いをしてしまうものだと思う。そして、傍から見たら凄く幸せそうにしている人もネガティブな感情に支配されていたり、また逆に、自分はダメだと落ち込んでいるようなときでも周囲からは恵まれているように思われていたりする。心の浮き沈みの尺度は自分自身に帰結し、やはり他人が入こむものではない。

 

やはり「無いものを数えるのではなく、有る幸せを数える」べきという考えに行き着く。どうやって日々の生活から多くの幸せを享受できるかにフォーカスすることが、心が豊かな人生を送れるのだと思う。最近意識していることを以下に3つ。

 

1. 毎日何か良かったこと3つを手帳に書き込む

これはテンションが高いときも、さっぱり低いときも、何かしら良かったことを見つけ出してメモするようにしている。楽しかったときは簡単だ。あれが楽しくて、これが幸せで、それが良かったと3つくらいすぐ書ける。だが、上手くいかない日は何かなかったかとひねり出さなければならない。仕事も上手くいかず、プライベートも上手くいかなかってネタはないけど、よくよく考えれば、コーヒーを飲んでいるときは至福の時間であったなとか、紫陽花の花に心が洗われた気になったなとか、どんなに苦しい日でも些細な幸せがあることが感じられる。そうして日々の良かったことをまとめて見返したときに、身の回りには沢山の幸せがあることに気づき、それらを大切にすることができる。

2. 心の中で幸せという言葉を発言する

上記のようにしていると、お弁当のおかずの1つが美味しかったとか、コンスタントに些細なハッピーに遭遇する。そんな時に、あぁこれが食べれて幸せだーとか心の中で発言していると、なんとなく心が軽くなってくる。ポジティブなことがあるたびにそれらを繰り返していくと、段々と前向きな感情が増えていき気持ちが楽になる。そして、また意欲や希望が湧き上がり仕事やプライベートでも頑張れるようになってくる。

3. 瞑想をする

暮らしの中で瞑想を取り入れるようにしている。目をつぶって、何も考えないようにしながら、ゆっくりと息を吸ってもっとゆーーっくりと吐き出すことを5-10分繰り返す。瞑想が終わると、雑念が消え去り、すっきりとした前向きな気持ちになっている。瞑想について調べてみると、仏教、ヒンドゥー教、キリスト教に取り入れられていたり、古くは紀元2-3世紀のインドのインダス文明でも瞑想が行われていたようであり、大昔から人間は経験的に瞑想の利点に気づき根付いていたと考えられる。また近年では、瞑想をすることでメラトニンやコルチゾールなどのホルモン濃度が変化し、瞑想にはリラックスの効果やストレス低減の作用があると学術研究によって科学的に説明されている。

 

このようなことを生活に取り入れながら、沢山の幸せを享受しては心をメンテナンスし、できる限り万全の心持ちでいられるように、メンタルの安定化に尽力していきたい。

 

[参考文献] http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9E%91%E6%83%B3