心の在り方 R&D

物も情報も不自由なく取得できる時代なのに、心は晴れずなかなか幸せになれない。心穏やかに少しでも心豊かに生きていけるようにしたい。

批判とは後だしジャンケン

とある野球マンガにあったシーンで印象に残ったのがあった。登場人物Mが、メンバーの方針についてチームメートに怒りを露わにし、その人の行動を痛烈に批判する。その後、Mは先輩から批判するのは良いがそのぶんお前は何をしたのか?と問われ、Mは自分が言葉…

悪目立ちによる承認欲求満たしは卒業しよう

高校時代、皆に構ってもらいたいのかな?と思わざるを得ない女の子がいた。周囲に注目されるような出来事を起こしたり、「痛い」発言をしては目立ったり。私はその子になんとなく違和感を感じていたが、友達も同様に思っていたらしく、その子はそういうキャ…

人生は繋がっている

昔の経験がまさかという形で今に生きているということに時々出くわす。①高校時代に数学の授業で学んだ微分積分。当時こんなもの日常で使うことないだろうと思っていたが、仕事で使う機会があった。②学生時代にしていたスポーツで、結果を出せずに苦い記憶し…

人間関係の傾向と対策

学校、職場、サークルなどのコミュニティに所属すると、メンバーによっては何年も同じ期間を過ごす。その間には、色々な角度からその人の人間性を知ることができる。こういうときは特に嬉しそうだとか、ああしたら怒るんだとか、直接的に体験したり、他人と…

忙しいと思考はできない

今日は仕事で納期や締め切りといったデッドラインが多く、短時間で処理し切らなければならない業務が多かった。言葉はあまり好きではないが、いわゆる「忙しい」という状態である。「忙しい」と言ってはいはいけない - 心豊かに生きていきたい時間が無いので…

新しいことに取り組むこと

新しいことに取り組むのはエネルギーがいる。仕事においても、いつも通りのことを捌いていくのはあまり考えずともできるが、初めてのことならばそうはいかない。必要な情報を調べては知識を蓄え、頭の中でシミュレーションをしながら何度も考え直す。必要な…

ユーモアは人を幸せにする

A 「問題。鳥は鳥でも飛べないちりとりはなーんだ?」B 「ちりとりって答えいうてるやないかい!」昔テレビかなんかで見た漫才のフレーズだ。そのとき私は落ち込んでいたが、このネタにとても笑わせてもらい、なんだか元気になったことがあった。芸人さんの…

人生は有限

人生は有限であると初めて思ったきっかけは、大学時代の研究である。4年になって研究室に配属され、1年間実験をしたり論文を読んだりしながら専門性を深めて卒業論文を作り上げた。実験から得られた結果のうちの大半が失敗であり、新たな知見を見出せた成果…

AO入試のこと

今年悪い意味で注目されてしまったAO入試。改めてAO入試を考えてみると、素晴らしい入試制度だと思う気持ちと、自分が時代のコンセプトに追いついていなかったなという思いがある。ペーパーの試験では答えが決まっており、日常や社会では使わない用語の丸暗…

モチベーションよりも重要なこと

今日は精神衛生が非常に良好で、仕事への意欲もここ一番だった。業務中もモチベーションが高かったのに、結果的にはいつもより失敗が多くなった。誰にも迷惑をかけずに自分だけで処理できて経験値となる「良い失敗」や、各方面にお詫びの行脚が必要なダメよ…

お金にまつわるあれこれ

会社員であると毎月決まった額の給与が振り込まれる。景気や経済、会社の業績は毎月変動しているのに、給与は非常に安定している。そのため毎月の予算計画が立てやすくラインプランや人生設計も考えやすい。社会のシステムに乗っかることで、生活がたやすく…

他人のせいにするのは楽だから

居酒屋で、左側の席の40代後半と思わしき2人組は若者がなかなかものにならないと嘆いており、右側の席の30歳前後の3人組は上司の悪口を言っていた。ちょこちょこ会話が耳に入って流れ聞きしているうちに、誰かのせいにするのは楽なことなのだなと考えさせら…

日はまた登る

今日は仕事が全然上手くいかない日であった。お客様にも、社内の人々にも、全く役立てなかったと痛いほど感じる。己の無力さが、冬の寒さよりも身に沁みる。自分よりもビジネス経験が数十年長い方と対等に渡り合えるなんて思っていないけれども、考えて工夫…

喋ることへのコンプレックス

昔から喋ることが苦手だった。コミュニケーションには軽く10年以上苦労している。友達付き合いも上手くいかない方が多かったし、恋愛もまた然りである。様々なコミュニティに馴染めきれず、時には逃げるように去ったこともあった。就職活動の面接でも全然話…

手間とお金

評判となっていた某牛丼店の牛すき鍋を食べに行った。お値段は630円。そのとき考えさせられたのは「手間の量によって価格が変わる」ということだ。コスパ的には牛丼並の300円の方が良いと思う。牛すき鍋との差額330円を分解するなら、私の感覚としては野菜や…

承認欲求はいつまでも

歳を重ねて人生経験を積んでも、承認欲求はなかなか満たされないんだと思うことが立て続けてにあった。先日BARに行ったときのこと。初対面であったがお店に来ていた60歳位のお客さんと色々と話した。最初は仕事とか出身地とか表面的な話から入り、徐々に休日…

希望をもつこと

大学生活は暗黒時代に他ならなかった。部活は上手くいかず、アルバイト先では怒られまくり、恋愛は報われなかったし、周囲との人付き合いも下手だった。辛いと思うことばかりであり、こんなに人生は大変なのにどうして人は生きていくのかと何度も何度も自問…

「多眼思考」を思考する

「ブログはストック型、Twitterはフロー型」とどこかで聞いた記憶がある。ブログは過去のものが引用されたり検索で引っかかったりと目にする機会は比較的多い。一方、Twitterはどんどん流れていき、過去のツイートを読み返したり何かの拍子で辿り着いたりす…

オンラインサロンについての考察

オンラインサロンビジネスについて考える機会があった。社会で実績を挙げている有名人が主催で、考えに賛同する人々が集まるオンラインコミュニティ。月額いくら(ここでは3,000円と仮定)毎月支払うことでそのグループに参加できる。私はどのオンラインサロ…

専門性を高めること

夕食を食べた中華料理屋さんでのこと。厨房での調理風景をぼーっと見ていたのだが、料理人のフライパンやお玉を操る技術が芸術のように素晴らしく目が釘付けになった。おそらくはこの道何十年料理の腕を磨いてきたのだろうと思わされるような手捌きであった…

人生はエゴ全開で生きていけばいいんじゃないか

「エゴ」といえば、自分勝手に生きている人のようなネガティブな印象を持つ言葉だ。そういう感覚を持つのは、日本という国では、他人のために思って生きるのが素晴らしいという暗黙のルールが存在し、多くの人がそう信じて生きているような気もする。では逆…

結婚とか、運命の出会いとか

ちらほら周囲で結婚話が出てきたり、既婚者の方の話を聞いていると、結婚について考える機会が増えてきた。高校時代から付き合っててそのまま結婚まで辿り着いたという人がいたり、30代から始まった恋愛で本当にこの人でいいのか分からなかったけど時期が時…

どの価値のためにお金を支払うのか

我々は何気なくお金を使いがちであるが、価格を分解して考えると、もっと良い消費活動ができたりする。外食を例に考えてみる。1,000円のご飯を食べたとすると、そのうちの食材費としてかかっているのは300円で、残りの700円は料理や片付けなどの労力節約ため…

日々の努力と幸せは繋がっている

今日は朝食をほぼ食べずに職場に行った。仕事へのモチベーションは結構高かったものの、お昼前には集中力が落ちてきた。昼食を食べて、午後からは復活したものの、夕方にはまた空腹に悩まされパフォーマンスが低下した。今日の仕事の内容では途中で食料を調…

過信が人生のレベルを上げる

自分に自信がみなぎっているときには、バイアスがかかって自信を裏付ける情報が入りやすい。例えば、仕事でちょっと良い役割を果たせたときでも自分だからできたと誇らしく思える。逆に上手くいかなくても、今回は難題過ぎたからうまくいかなかったけれども…

人間関係に悩みながらも、人が社会を形成する意味

人間関係はやはり大変だなと痛感する時がある。会社でも然り、サークルでも然り、インターネットでの繋がり然り。あちらこちらで人間関係の摩擦は生じるものだが、なかでも多くの時間を費やす職場での人間関係は特に色んな感情が蓄積されやすい。仕事の本質…

人生を変える転機は突然やってくる

今日読んでいた、ある大学教授のブログやあるプロ野球選手が書いた本から、人生を変えるような転機は突然やってくるのだなと考えさせられた。分野は違えどその道で一流の成果を挙げられている方々でも、偶然出会ったある人物との会話がターニングポイントに…

ちょっとした労力が充実感に変わる

飲み会の幹事をしたときのこと。幹事のときは色々と手間がかかる。メンバーの出欠確認や日程調整、会場の予約、円滑な会計と、2時間の飲み会のためにそれ以上の時間や労力がかかったりする。当日もハメを外せないし楽しみきれなかったりする。やはり、出席の…

「わたしと小鳥と鈴と」を今読んで

金子みすずさんの有名な詩である「わたしと小鳥と鈴と」を今読むと、人間について書いているのかなと思う。 わたしと小鳥と鈴とわたしが両手を広げてもお空はちっとも飛べないが飛べる小鳥はわたしのように地べたを早くは走れないわたしが体をゆすってもきれ…

「忙しい」と言ってはいはいけない

することが沢山あるときに頼まれ事をした時とかにはつい「忙しい」とか言ってしまうことはありがちなことである。でも、そう言わない方が良いことに気づいた。「忙しい」という言葉には、ただでさえするべきことが多いのにこれ以上タスクが増えては困るとい…